君の名は。:スペイン・シッチェス映画祭で“最優秀長編アニメ”に

日本で大ヒット !
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大ヒット中の劇場版アニメ「君の名は。」(新海誠監督)が、第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭で、アニメーション作品部門で「Award for Best Feature Length Film」(最優秀長編作品賞)を受賞したことが16日、明らかになった。
 新海監督は「シッチェス映画祭で最優秀長編作品賞の受賞、本当に光栄に思います。『君の名は。』は入れ替わりや彗星(すいせい)来訪、東京と地方、土着の伝統や神道などさまざまな要素からなる物語ですが、その骨子はストレートなボーイミーツガールです。この映画をスペインの方々に楽しんでいただけたことに、私自身とても励まされました。本当にありがとうございました」と喜びを語っている。
 「君の名は。」は、1000年ぶりとなる彗星の来訪を1カ月後に控えた日本を舞台に、山深い田舎町に暮らす女子高生・三葉と東京で暮らす男子高生の瀧が、入れ替わってしまう……というストーリー。主人公の瀧を俳優の神木隆之介さん、ヒロイン・三葉の声を女優の上白石萌音さんが演じており、長澤まさみさん、市原悦子さんらも声優として出演している。8月26日に公開され、10月14日までの50日間で、観客動員が約1149万人、興行収入が約149億円を記録するなど大ヒットしている。
 「Award for Best Feature Length Film」は、細田守監督の「時をかける少女」(2006年)と「サマーウォーズ」(09年)、「おおかみこどもの雨と雪」(12年)、原恵一監督の「百日紅~Miss HOKUSAI~」(15年)が受賞している。

日本の建築設計事務所が バルサのカンプ・ノウの全面改築設計を受託!

リーガエスパニョーラのみならず世界的に名門として知られるバルセロナの本拠地カンプ・ノウの全面改築設計を、日本の建築設計事務所が請け負うことになった。スペインでも、この決定は好意的に受け止められているようだ。


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バルセロナのホームとして知られるカンプ・ノウは、改修されることが2014年に決められていた。新スタジアム建設ではなく、財政面なども鑑み、伝統のスタジアムをリノベーションしていくことになっている。このプロジェクトを日本企業の日建設計が現地設計事務所とともに担うことになると、現地で報道された。

スペイン『スポルト』は、このニュースを1面で報道。日本語で「新カンプ・ノウ」と大きな見出しを打ち、新たなスタジアムのイラストとともに派手に報じている。

また、スペイン『バングアルディア』は、日建設計によるデザインが「オープンでエレガント、落ち着きがあり時代に流されず、地中海的で民主主義的」であり、コンペを勝ち抜いたと報じた。今回の決定は、これから公式に発表されるという。

『バングアルディア』によると、国際コンペとして数週間をかけて8つの最終候補が審査され、日建設計のものが選ばれたという。観客席には全面屋根がつき、収容人数は10万5000人にまで拡大する。工事は2017-18シーズンから始まり、2021-22シーズンの完成を見込んでいる。

日建設計はこれまで、新潟のビッグスワンやカシマサッカースタジアムといったサッカースタジアムをすでに手掛けてきた実績がある。また、さいたまスーパーアリーナなどのアリーナの建設にも携わっている。

スマホ、スペインの見本市で

世界最大のモバイル機器見本市「モバイル・ワールド・コングレス」が22日、スペインのバルセロナで開幕。
スマートフォン(スマホ)市場は成熟へ向かっているが、ソニーや米中韓の電機大手は新たな機能を盛り込み、これまでにない使い方ができる製品を出展。次なる成長へ向けた模索を始めている。

スペインの生ハム だーいすき !

そのだーいすきな 生ハムのニュースから ~~~~~

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スペインの南西、ハブーゴ村――

オークとコルクガシの林が点在する広大な放牧場で、350頭ほどの黒豚たちが最後の、至福の数週間を過ごしている。散歩を楽しんだり、広い飼育小屋の中で昼寝をしたり。秋は大好物のドングリがオークやコルクガシから落ちてくる。日がな一日おいしいドングリをたらふく食っている。

 「豚は雑食といわれるが、大好物のドングリとなると、よく知っていて、えり好みをするんだ」。この村の養豚農家に生まれ、10代のころから豚の世話をしてきたというフアン・カルロス・ドミンゲス・ロレンソ(49)がそう教えてくれた。

 ログイン前の続きこの村で飼育されるスペイン原産の「イベリコ豚」は、別格の地位を誇る最高級品だ。甘く、香ばしいドングリで餌付けされるため、その塩漬け生ハムは独特の食感と滋味、風味がある。

 最近、世界保健機関(WHO)が加工肉をとり過ぎると大腸がんリスクが高まる、と発表した。豚の赤身の肉も含まれる、というWHOの警鐘は、何世代もイベリコ豚のハムを食べてきたスペイン人には屈辱的だった。

 ところが、どっこい。イベリコハムは今も世界中から引っ張りだこだ。発表後も需要増の傾向にある。特に、国内で食の安全性が問われている中国で、消費量がうなぎ登りだ。

 「スペインのハムは独特で、しかも健康的だとみられている。中国で食品を売るには、『健康的』という要素が非常に大事なのだ」。香港を本拠に、中国各地に高級食材を配送するオリビエ・パシフィック社(永興太平洋貿易有限公司)のオリビエ・ウィンは言う。同社はハブーゴ産イベリコハムのトップブランド「Cinco・Jotas(シンコホタス)」を輸入している。

 WHOはスペインの高級生ハムを、加工ソーセージやハンバーグ用のひき肉と同列に扱ったが、スペインの生産者たちは少しも怒っていない。消費者がそれで離れるなんてことはないからだ。

 たとえば、シンコホタスのイベリコハムは最上級の脚1本―およそ8・2キログラム―がスペイン国内で670ドル(1ドル120円換算で8万400円)。米国ではこの倍はする。値ばかりか、このイベリコハムを薄くスライスする技まで芸術的だと称賛されるほどだ。

 「このイベリコハムは最高の自然食品です。(容器や加工原料などから食品に混入する可能性のある)重金属は無論のこと、保存料や着色料も一切使われていません。最良のエサを食べ、美しい環境の中で自由に体を動かすことで、筋肉の質が違うのです」。これまた最高といわれるブランド「Joselito(ホセリート)」のオーナー、ホセ・ゴメスはそう言った。「実際、がんのリスクを高める食品は何千とあるのです」。ホセリートにはそのリスクはまったくない、とゴメスは自信を持っている。

 イベリコハムは特に豚をこよなく愛する中国で人気が高い。中国人が豊かになって、イベリコハム市場に活況をもたらしているのだ。価格は米国内より少し高いのに、引く手あまた。スペインの生産者たちの次の課題は、イベリコ豚の脚から骨を抜かなければ輸出できないという中国の規制を何とか撤廃させることにある。

 豚の腸や肝臓といった内臓に関しては、スペインの生産者は近隣欧州諸国への売り込みに懸命だが、今やその内臓にまで中国人の手がどんどん伸びている。

 スペイン肉類輸出事務所によると、同国から中国に輸出される豚の頭や耳、その他の生鮮豚食材は昨年35%も増加し、フランスに次ぐ規模になった。

 こうした傾向を反映してか、中国の大手投資・産業コングロマリット「フォースン・グループ(復星集団)」は、トップブランドであるシンコホタスの親会社株まで購入した。

 そのシンコホタスの最高責任者ベルナルディーノ・ロドリゲスは、ハブーゴ村の貯蔵室を案内しながら、こんな話をした。「スペイン人は文化的にはむしろアメリカに近いと思っています。しかし、ハムに関しては、中国のグルメの方がわれわれに似ている」。貯蔵室では、天井からイベリコ豚の脚がつり下げられ、熟成の時を刻んでいる。ロドリゲスは「生ハムの違いが分かる。この点に関しては中国人が最高だ」とも言った。

 もっとも、中国人がイベリコ豚を好む理由は、この豚が健康であることと、その質が高いということだ。今年初め、中国警察は病気の豚の肉を不正に取引したとして110人以上を逮捕したが、こうしたケースが相次いでいるためだ。

 「安全な食品を求めて多くの中国人が香港に来る。それで、より安くて安全なものを求めて並行輸入も盛んになっている」と輸入業者のウィンは言った。

 皮肉なことだが、スペインの自然の中で育てられ、食肉処理され、塩づけされたイベリコ豚に中国が触手を伸ばすのとは逆に、米国は「スペイン産」を理由に約10年前まで輸入を禁止していた。豚コレラとスペインの伝統的な生産法が問題になっ

バルサを追ってスペインから横浜まで シトロエンで来日。決勝に間に合うか??

1台の車で、世界各地でタイトルマッチを戦うバルセロナの応援に駆けつける兄弟がいる。イバンとシャビエルで、苗字はアラシルという。アラシル兄弟は青とエンジのボディに、クラブエンブレムが描かれたボンネットを持つ1953年式のシトロエンで愛するチームを追いかける。そして今、兄弟はFIFAクラブワールドカップ2015決勝が行われる横浜を目指しているようだ。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
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 2009年チャンピオンズリーグ決勝開催地であるイタリア・ローマ、同年のクラブワールドカップ決勝開催地UAE(アラブ首長国連邦)・アブダビ、2011年チャンピオンズリーグ決勝開催地イギリス・ロンドン、2015年チャンピオンズリーグ決勝開催地ドイツ・ベルリン、そして今年8月に行われたUEFAスーパーカップ開催地であるグルジア・トリビシ。アラシル兄弟はレトロな愛車で各地に駆けつけた。そして現在は横浜に向けて、車を走らせている。

 アラシル兄弟は1カ月前にバルセロナから横浜まで約1万5000キロの旅に出た。彼らはロシアのウラジオストクからフェリーに乗り、鳥取県の境港市に入り、横浜に向かう。車で日本に入国するには、自家用自動車通関手帳(自動車カルネ)が必要になるが、彼らの手元にはなく、イバンの奥さんが手続きをし、バルセロナから送っているという。

 2人は17日に行われる準決勝には間に合わない見込みで、予定どおりに通関手帳が届けば、19日の夜に鳥取県から東京へ約800キロを移動する予定になっている。

 バルセロナはアラシル兄弟が駆けつけた決勝で負けたことがない。はたして、彼らは決勝までに横浜に到着できるのか。またバルセロナは準決勝を勝ち抜き、決勝でアラシル兄弟の目の前で世界王者となれるだろうか。