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スペイン選挙結果  2023。7月  時事ニュースから

23日投開票のスペイン下院(定数350)総選挙は、右派も左派も過半数(176議席)に届かなかった。



 今後の展開は不透明だが、「右派への政権交代」「左派の政権維持」「再選挙を経て新政権樹立」と、大きく分けて三つのシナリオが考えられる。

 「後ろ向きの(右派)陣営は敗北した」。中道左派・社会労働党を率いるサンチェス首相は23日夜、マドリードの党本部で支援者らに訴え、拍手喝采を浴びた。地方選での大敗直後に解散・総選挙を仕掛ける勝負に出て、事前の予想を覆す善戦をしたからだ。

 一方、大幅な議席増で第1党となった中道右派・国民党も、フェイホー党首が5年ぶりの政権奪還に執念を燃やす。選挙後の演説では「政権樹立を邪魔しないよう社労党に求める」と強調。激突を重ねた選挙戦さながら火花の散る応酬となった。

 右派の議席は国民党が136、極右ボックス(VOX)が33で、計169。左派は社労党が122、急進左派連合が31と後塵(こうじん)を拝するが、協力関係にある小政党を加えると170近辺となり、勢力は拮抗(きっこう)する。

 首相は下院で出席議員の過半数が支持すれば選出される。このため右派も左派も、協力関係にない政党から首相指名選挙で棄権に回る約束を取り付けられれば、政権発足の余地は残る。ただ、最初の首相指名選挙から2カ月以内に内閣が誕生しないとやり直し選挙となる。

 選挙後の議会招集は8月17日。首相指名選挙は早くて9月上旬とみられており、左右両陣営の多数派工作が続きそうだ。

 スペインでは2015年の総選挙後に連立協議が難航。16年の再選挙を経て同年11月にようやく政権が発足した。

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