400年前の夢プロジェクト始動!!!

久能山東照宮(静岡市)に収蔵されている「家康公の時計」がスペイン国王フェリペ3世から贈られる契機となった江戸初期のスペイン船の海難事故で、千葉県御宿町沖に沈没した船体を捜索するプロジェクトが今月、本格始動する。下田市の海洋調査会社と東海大の共同調査で発見されれば歴史的成果となる。
 
 発見を目指すのは、大航海時代の太平洋を舞台に銀や陶磁器、蜜蠟(みつろう)の交易を担った「サンフランシスコ号」。昨夏には、水深50メートル未満の浅海域約2平方キロメートルを超音波探査したり、金属探知機を用いて潜水調査したりしたが手掛かりは見つからなかった。
 サンフランシスコ号に乗船していて住民に助けられ、後に駿府城の徳川家康に謁見(えっけん)したドン・ロドリゴの日記「日本見聞録」には「岩礁に乗り上げた」との記述があるが、座礁後に船が沖に流されて沈没した可能性も出てきた。
 このため、今後はさらに捜索範囲を広げる。また、海外の研究者とも連携し、関連の文献の読み込み作業も並行する。
 一連のプロジェクトを担うのはウィンディーネットワーク(杉本憲一社長)の海洋調査部と、東海大海洋学部の木村淳特任講師(水中考古学)。1月下旬には、再び超音波探査を行う予定だ。
 調査費用の一部は国から助成を取り付けたが、大規模な調査を展開するため、同社が無償協力する。木村特任講師は「沈没当時の嵐の影響で、船体や積み荷が海底の広範囲に散らばっている可能性がある。まずは大砲やいかりなどの発見を目指したい」と語った。

徳川家康にスペイン国王フェリペ3世が贈った洋時計(久能山東照宮博物館提供)
http://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/318466.html

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