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女子U17 優勝!!  コスタリカで



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サッカーのU-17(十七歳以下)女子ワールドカップ(W杯)は四日、コスタリカのサンホセで決勝が行われ、日本がスペインを2-0で破り初優勝した。年代別を含めたW杯で日本が頂点に立つのは、二〇一一年女子W杯でフル代表「なでしこジャパン」が制して以来2度目。 


 「リトルなでしこ」の日本は前半に西田明華(C大阪堺)が先制点を挙げ、後半には児野楓香(静岡・藤枝順心高)が加点し、快勝した。U-17女子W杯は二年に一度開催され、日本は一〇年の準優勝が最高だった。

◆スペイン相手にたくましさ発揮


 17歳以下の女子世界一に輝いた日本の「リトルなでしこ」は、ライトに照らされたピッチで抱き合って喜びを表した。金の卵たちが大舞台でたくましさを発揮し、快勝した。高倉監督は爽やかな笑顔を浮かべ「緊張で震えていたような感じだったが、本当に堂々と戦ってくれた」とたたえた。

 前半5分、松原のミドルシュートがクロスバーに当たり、跳ね返りを西田が蹴り込んで先制した。ただ、その後は出足の鋭いスペインに手を焼いた。日本らしいパスワークはなかなか発揮できず、粘り強い守備から逆襲を狙う展開となった。

 主将の杉田は「スペインは強い気持ちを持って臨んでくる。それに負けないようにしたい」と話していた。必死に体を寄せてしのぎ、後半33分に勝利を引き寄せた。途中出場の児野が小林のパスを受けて抜け出し、冷静に右隅に決めた。

 1次リーグからの6試合を計23得点、1失点で全勝した。決勝でゴールした2人は控えに甘んじていた存在で、層の厚さも示した。将来の「なでしこジャパン」入りへ、高倉監督は「これで終わったわけではない。一つ大きな宝物をもらったが、どんどん上を目指してほしい」と期待した。 (共同)

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