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徳川家康 と スペイン と 大英博物館


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今日のニュースに大英博物館員が来日調査 という記事がありました。 
かつて 徳川家康愛用の西洋時計を見に、久能山東照宮(静岡市駿河区)に行ったことがありますので、懐かしく取り上げてみたいと思います。家康公顕彰400年記念事業の一環のようですね。 詳細は下に。

徳川家康にスペイン国王から贈られた日本最古の西洋時計の学術的価値を、世界的権威の英国・大英博物館が評価することになった。久能山東照宮(静岡市駿河区)に所蔵され、修理されることなく四百年前の形をとどめており、世界の時計史を知る上でも貴重だという。東照宮の落合偉洲(ひでくに)宮司(64)は「価値が認められ、後世にいい形で残すことができれば」と期待を寄せている。

 大英博物館の時計部門の責任者らが十五日に来日して東照宮に入り、十六日から二日間かけて部品を分解しながら時計を鑑定する。評価を報告書にまとめてもらって文化庁に提出し、国に国宝指定に値するかどうかの判断を求める。

 時計は大航海時代の一五八一年、スペイン国王の御用時計職人ハンス・デ・エバロが製作した。真ちゅう製の縦横一〇・五センチ、高さ二一・五センチのぜんまい仕掛け。現在の千葉県沖で難破したスペイン船の乗組員の生存者を幕府が無事に帰国させたお礼に一六一一年、国王フェリペ三世が家康に献上した。家康の死後、久能山東照宮の蔵で保管され、第二次大戦後に国の重要文化財に指定された。

 西洋では、時計は修理しながら使われてきたため、製作当時の部品が残っている例は極めてまれ。家康の時計は部品交換された形跡はないという。

 落合宮司らは家康公顕彰事業の一環として、時計の世界的な価値を確認し、国宝指定の可能性を探ってきた。昨秋、大英博物館に評価を依頼したところ、博物館側も関心を示し「時計部門の責任者ら二人を派遣する」との連絡が二月、宮司に届いたという。落合宮司は「時計が多くの人の関心を呼び、ものづくりのヒントや心の豊かさにつながればうれしい」と話している。

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まとめtyaiました【徳川家康 と スペイン と 大英博物館】

今日のニュースに大英博物館員が来日調査 という記事がありました。 かつて 徳川家康愛用の西洋時計を見に、久能山東照宮(静岡市駿河区)に行ったことがありますので、懐かしく取り上げてみたいと思います。家康公顕彰400年記念事業の一環のようですね。 詳細は下...