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スペインのクラシコ そして明日はいよいよW杯開催地決定

知人から昨日こんな言葉で始まるメールが届きました。
”冬の朝日。東向きの窓から水平に差し込む光で、まぶしくて外が見えないくらいです。
この時期になると、毎朝、ああ、窓を拭かねば、、、と反省。白い光の向こうの枝の
上で、黒いハンチング帽をかぶったようなオナガが遊んでいます。”

早いものでもう12月ですね。何もしないうちに一年が過ぎてしまいました。まさに光陰矢のごとし・・・ 今朝といっても暦は昨日になりますが、スペインでは、クラシコという伝統のゲーム、レアル・マドリード対バルセロナの試合があり、応援しているバルセロナが5対0で圧勝。現地でのゲスト解説は前日本代表監督の岡田さんでした。(だから先週でしたか、早稲田大学でスペインリークを考察するみたいなパネルが開かれたんですね) むか~し、マドリードに住んでいた私は、当然マドリード応援といきたいところですが、金に物言わせて銀河系軍団とメディアで言われるようになったころから、下部組織を大切にするバルセロナのファンになりました。下部組織に該当する「カンテラ」とか、バルセロナのクラブを支える「ソシオ」=つまりサポーターのこと、とか、多摩川クラシコ(川崎とFC東京の試合→スペインのクラシコから この名前を取った)とか、日本のマスコミでも頻繁に使われるようになりました。
時の流れを感じます。
話を元に戻し、そのバルセロナのスタジアムを埋め尽くした100.000人のサポーターの熱き応援、出場する選手の半分以上がメッシを含め自前の下部組織出身、見事なまでに完成されたパスサッカー、攻撃力が取り上げられがちだが実はその裏にスピーディーな守備力に支えられていること、などなど いろいろな角度から見ていて鳥肌が立ちました。
今年のW杯優勝の前から、日本サッカー協会は スペインを目指せば・・・と目標に挙げましたが、まあなんというか。
少なくともバルセロナにある 世界遺産の”サグラダ・ファミリア”が完成する前に追いつくことは、残念ながらと思わざるを得ません。
今、ドイツで最も輝いている、次世代のエース香川 小さいときからの夢が バルセロナのチームの一員となること と聞く。
次の移籍市場でもし、もし、その夢が叶えられることあれば、次のワールドカップ、日本のベスト8 が夢でなくなくかもしれませんね。

世界28カ国から891人もの報道関係者が駆けつけたこの試合の世界のTV観戦者はいったいどのくらいいたんでしょうか?
パスサッカーとカンテラ(下部組織)を重視していくクラブの哲学と語るジョゼップ・グアルディオラ監督はまだ30代なんですよ。 インタビューで監督が何と答えるかいつも注視しているけど 彼の分析力は素晴らしいし、なんといっても頭がいい。 世に知将といわれる監督多し。例えば、レアルマドリードのモウリーニョ監督しかり、マンチェスターのファーガソン監督、アーセナル(元名古屋にいた)のベンゲル監督などなど。が、グアルディオラは群を抜いているなー。
バルセロナのクラブ創設111周年の記念日に哲学を生かした戦いでリーグの首位に立ったわけです。

さて、明日は、22年の2018年と22年のW杯開催地を決める大切な日。18年にはスペイン(今回は共催で)が立候補、22年には日本が立候補。 がーんと一発 行ってもらいたいと思っているのですが、当初登壇者として名前が挙がっていたのが鳩山由紀夫前首相、えっっっ!!! 行かなくて良かった―。
ソニーのストリンガー会長兼社長も演説にかけつけるそうですが、こういう場に行くのがふさわしい”スター”は誰?

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