スペイン・中南米関連書籍情報 その他
●知人が本を何冊か出していることがわかりましたので新ためて紹介します。
友人の一人が本を何冊か出していることがわかりましたので新ためて紹介します。①は最新作です。:

1. 大統領チャベス
マルカーノ,クリスティーナ ; ティスカ,アルベルト・バレーラ 著 ; 神尾賢二 訳 -- 緑風出版, 2009.3.30, 517p.
2. An English guide to Kamakura's temples & shrines
by Kenji Kamio and Heather Willson -- Ryokuhu Shuppan, 2008.8, 180 p..
鎌倉を英語で紹介するガイド本『An English Guide to Kamakura's Temples & shrines』出版(神奈川)
インバウンド(訪日外国人旅行)の情報
翻訳家の神尾賢二さんと明治学院大講師のヘザー・ウィルソンさんの著作。
古都・鎌倉の神社仏閣を英語で紹介したガイド本 「An English Guide to Kamakura's Tempies&Shrines」が緑風出版から出版された。鎌倉の英語ガイド本は非常に珍しいといい、歴史エピソードもふんだんに盛り込み日本人も楽しめる教養本に仕上がった。 著者は翻訳家の神尾賢二さんと明治学院大講師のヘザー・ウィルソンさん。カメラを手に歩いて取材した。鎌倉を訪れる外国人観光客向けに持ち運べる大きさで手軽な値段のガイド本がなかったため神尾さんが企画。知り合いのウィルソンさんに呼び掛け、2年がかりで完成させた。
鎌倉周辺を7エリアに分け、寺院96と神社23が登場する。由来や特徴を理解する上で不可欠な神道や仏教についての基礎知識やゆかりの登場人物なども掲載した。写真や地図とともにモデルコースや祭事のスケジュール、花の見ごろも取り上げている。
神尾さんは 「日本人にとっても外国人の友人に鎌倉を案内する際に最適」とPR。カナダ出身で鎌倉在住30年のウィルソンさんは 「鎌倉を少しは知っているつもりでいたが、取材してまだまだ面白いことがたくさんあると分かり勉強になった」と話している。
3. 灰の中から : サダム・フセインのイラク
アンドリュー・コバーン, パトリック・コバーン著 ; 神尾賢二訳 -- 緑風出版, 2008.6, 480p.
4. 石油の隠された貌
エリック・ローラン著 ; 神尾賢二訳 -- 緑風出版, 2007.6, 449p.
5. 気候パニック
イヴ・ルノワール著 ; 神尾賢二訳 -- 緑風出版, 2006.3, 416p.
6. ウォーター・ウォーズ : 水の私有化、汚染そして利益をめぐって
ヴァンダナ・シヴァ著 ; 神尾賢二訳 -- 緑風出版, 2003.3, 245p.
●スペイン関連イベント 他
■講演「作家セルバンテスの生涯における主要エピソード」
世界本の日を記念して、世界の文学に多大なる影響を与えた「ドン・キホーテ」作者、ミゲル・デ・セルバンテスの波乱に富んだ人生と、知られざるエピソードをご紹介します。
4月23日(木)19:30より
講師:清水憲男教授
会場:セルバンテス文化センター東京 オーディトリアム
■ファン・ヘルマンによる詩の朗読会
スペイン語圏最高の文学賞といわれる「セルバンテス賞」受賞アルゼンチン詩人、ファン・ヘルマンが来日、自身の詩を朗読します。
アルゼンチンを代表する詩人の作品が日本語訳されるのは今回がはじめて。
4月28日(火)19:00より
会場:セルバンテス文化センター東京 オーディトリアム
■アライブ -生還者-
2009年4月11日
ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
受賞:アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭グランプリ
監督:ゴンサロ・アリホン
問合せ:03-3538-7172(グアパ・グアポ)
1972年10月、ウルグアイのラグビーチームを乗せた飛行機がアンデス山脈に墜落した。生存の可能性なしと10日後に捜索は打ち切られたが、16人が72日間を生き抜いた。事件当時15歳で生存者の何人かを個人的に知っていたという監督が、事件から30年以上を経て初めて16人全員にインタビュー、“アンデスの聖餐”と報道されたこの事故を、体験者の言葉と沈黙、表情で静かに綴ってゆく。「生きるとは?」と考えさせられる作品。詳しくは:
http://www.seikansha.jp/
■太陽のかけら (Deficit)
4月初旬、東京・新宿バルト9でロードショー
後に全国順次公開
監督:ガエル・ガルシア・ベルナル
主演:ガエル・ガルシア・ベルナル
問合せ:03-3476-2550(アット・エンタテイメント)
郊外の邸宅に集まってプールサイドで陽気に騒ぐブルジョアの若者たち。庭掃除をしながらそれを見守る同世代の男。幼いころは屈託なく遊んだ仲間だったが、成長するにつれてそれぞれが属する階層の違いを自覚し、双方とも気まずい思いだ。息苦しいこんな現状を抜け出してより良い未来をともに歩ければと、この映画は作られた。監督と主演は『モーターサイクル・ダイアリー』や『バッドエドュケーション』で有名なメキシコ人俳優ガエル・ガルシア・ベルナル。第一回監督作品で観る者をぐいぐいと引っ張ってゆく。詳しくは:http://www.gael.jp
■失われた肌 (El pasado)
4月、東京渋谷・ヒューマントラストシネマ文化村通りで公開
後に全国順次公開
監督:エクトルル・バベンコ
主演:ガエル・ガルシア・ベルナル
問合せ:03-3476-2550(アット・エンタテイメント)
あまりに深く愛し合ったカップルは、別れても互いを引き寄せる磁力のようなものを持つのだろうか? ソフィアとリミニ。12年の夫婦生活のあと離婚したが、ソフィアはリミニと新しい恋人を監視するようになる。『蜘蛛女のキス』でアカデミー監督賞にノミネートされたバベンコ監督が、激しすぎるがゆえに異常になってゆく愛を見事に描く。女に弱く依存心の強いリミニを演じるガエルが、ブエノスアイレスの街の風景に溶け込んで美しい。詳しくは:http://www.gael.jp
=========== 以下は書籍
●アンデスの奇蹟
著者:ナンド・パラド+ヴィンス・ラウス
訳者:梅津正彦
発行:山と渓谷社
定価:2520円
映画『アライブ』生還者のひとりが、事故前から事故直後の様子、人の肉をはじめて噛んだときの思い、捜索が打ち切られたと知った時の絶望、それでも生への希望を捨てず山からの脱出を計ったいきさつを語る。ぼろぼろのラグビーシューズで5000メートル級の峰を越え、12日歩き続けた精神力は想像を絶する。
●フリーダ・カーロ 痛みこそ、わが真実(「知の再発見」双書)
著者:クリスティーナ・ビュリュス
訳者:遠藤ゆかり 監修:堀尾真紀子
発行:創元社
定価:1680円
フリーダ・カーロはメキシコを代表する女流画家。バス衝突事故で瀕死の重傷を負いながらも、20数回の手術を乗り越えておもに自画像を描き続けた。夫ディエゴ・デ・リベラとの葛藤、社会背景、シュルレアリズムとの関わりなど、フリーダの「完全版」展覧会カタログのような一冊。
●スペイン検定 あなたが知っている、知らないスペインの四択・百問
編者:川成洋、坂東省次
発行:南雲堂フェニックス
定価:1575円
スペインについての「ものしり度」を遊びながらテストする本。 なかには手ごわい問題もあり、イスパノフィロ(スペイン好き)を自任するあなたの鼻を明かしてくれるかも。すべて4択で、歴史や文学、芸術などスペインの全てが網羅されている。初級から? それとも上級にチャレンジしますか?
●ゲバラ最期の時
著者:戸井十月
発行:集英社
定価:1575円
キューバ革命の英雄として今なお人々の胸に生きているチェ・ゲバラ。そのゲバラに最後の食事を運んだ少女、まだ温かいその遺体に触れた医師などの証言をもとに、ボリビアで謀殺されたゲバラという一人の男とその最期の時をあぶりだしてゆく。ゲバラと同じように、モーターバイクでアメリカ大陸やアフリカ大陸を旅した作者による入魂の一冊。
●モレの国メキシコ
著者:マダジュンコ
発行:偕成社
定価:1890円
モレとは、15種類以上のチリやスパイスをすりつぶして仕上げるメキシコ名物のソースのこと。モレさながらに複雑な味わいを持つメキシコという国とその遺跡を、現代アーティストの目から紹介しているのがこの本。現地の写真と作者のイラストが美しくコラージュされ、ページをめくるのが楽しい。
●逆さまの地球儀 複眼思考の旅
著者:和田昌親
発行:日本経済新聞出版社
定価:1995円
新聞社特派員として中南米を縦横無尽に飛び回った経歴をもつ著者が、地球儀を逆さまにすると物ごとの見え方がちがってくる、と教えてくれる。「南」から見た国際関係論ともいえるが、題材は借金やインカ、ステーキなど。徹底的に南側に立ったちょっと独断とも言える物言いがむしろ小気味よい。中南米の応援団長登場!である。
友人の一人が本を何冊か出していることがわかりましたので新ためて紹介します。①は最新作です。:

1. 大統領チャベス
マルカーノ,クリスティーナ ; ティスカ,アルベルト・バレーラ 著 ; 神尾賢二 訳 -- 緑風出版, 2009.3.30, 517p.
2. An English guide to Kamakura's temples & shrines
by Kenji Kamio and Heather Willson -- Ryokuhu Shuppan, 2008.8, 180 p..
鎌倉を英語で紹介するガイド本『An English Guide to Kamakura's Temples & shrines』出版(神奈川)
インバウンド(訪日外国人旅行)の情報
翻訳家の神尾賢二さんと明治学院大講師のヘザー・ウィルソンさんの著作。
古都・鎌倉の神社仏閣を英語で紹介したガイド本 「An English Guide to Kamakura's Tempies&Shrines」が緑風出版から出版された。鎌倉の英語ガイド本は非常に珍しいといい、歴史エピソードもふんだんに盛り込み日本人も楽しめる教養本に仕上がった。 著者は翻訳家の神尾賢二さんと明治学院大講師のヘザー・ウィルソンさん。カメラを手に歩いて取材した。鎌倉を訪れる外国人観光客向けに持ち運べる大きさで手軽な値段のガイド本がなかったため神尾さんが企画。知り合いのウィルソンさんに呼び掛け、2年がかりで完成させた。
鎌倉周辺を7エリアに分け、寺院96と神社23が登場する。由来や特徴を理解する上で不可欠な神道や仏教についての基礎知識やゆかりの登場人物なども掲載した。写真や地図とともにモデルコースや祭事のスケジュール、花の見ごろも取り上げている。
神尾さんは 「日本人にとっても外国人の友人に鎌倉を案内する際に最適」とPR。カナダ出身で鎌倉在住30年のウィルソンさんは 「鎌倉を少しは知っているつもりでいたが、取材してまだまだ面白いことがたくさんあると分かり勉強になった」と話している。
3. 灰の中から : サダム・フセインのイラク
アンドリュー・コバーン, パトリック・コバーン著 ; 神尾賢二訳 -- 緑風出版, 2008.6, 480p.
4. 石油の隠された貌
エリック・ローラン著 ; 神尾賢二訳 -- 緑風出版, 2007.6, 449p.
5. 気候パニック
イヴ・ルノワール著 ; 神尾賢二訳 -- 緑風出版, 2006.3, 416p.
6. ウォーター・ウォーズ : 水の私有化、汚染そして利益をめぐって
ヴァンダナ・シヴァ著 ; 神尾賢二訳 -- 緑風出版, 2003.3, 245p.
●スペイン関連イベント 他
■講演「作家セルバンテスの生涯における主要エピソード」
世界本の日を記念して、世界の文学に多大なる影響を与えた「ドン・キホーテ」作者、ミゲル・デ・セルバンテスの波乱に富んだ人生と、知られざるエピソードをご紹介します。
4月23日(木)19:30より
講師:清水憲男教授
会場:セルバンテス文化センター東京 オーディトリアム
■ファン・ヘルマンによる詩の朗読会
スペイン語圏最高の文学賞といわれる「セルバンテス賞」受賞アルゼンチン詩人、ファン・ヘルマンが来日、自身の詩を朗読します。
アルゼンチンを代表する詩人の作品が日本語訳されるのは今回がはじめて。
4月28日(火)19:00より
会場:セルバンテス文化センター東京 オーディトリアム
■アライブ -生還者-
2009年4月11日
ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
受賞:アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭グランプリ
監督:ゴンサロ・アリホン
問合せ:03-3538-7172(グアパ・グアポ)
1972年10月、ウルグアイのラグビーチームを乗せた飛行機がアンデス山脈に墜落した。生存の可能性なしと10日後に捜索は打ち切られたが、16人が72日間を生き抜いた。事件当時15歳で生存者の何人かを個人的に知っていたという監督が、事件から30年以上を経て初めて16人全員にインタビュー、“アンデスの聖餐”と報道されたこの事故を、体験者の言葉と沈黙、表情で静かに綴ってゆく。「生きるとは?」と考えさせられる作品。詳しくは:
http://www.seikansha.jp/
■太陽のかけら (Deficit)
4月初旬、東京・新宿バルト9でロードショー
後に全国順次公開
監督:ガエル・ガルシア・ベルナル
主演:ガエル・ガルシア・ベルナル
問合せ:03-3476-2550(アット・エンタテイメント)
郊外の邸宅に集まってプールサイドで陽気に騒ぐブルジョアの若者たち。庭掃除をしながらそれを見守る同世代の男。幼いころは屈託なく遊んだ仲間だったが、成長するにつれてそれぞれが属する階層の違いを自覚し、双方とも気まずい思いだ。息苦しいこんな現状を抜け出してより良い未来をともに歩ければと、この映画は作られた。監督と主演は『モーターサイクル・ダイアリー』や『バッドエドュケーション』で有名なメキシコ人俳優ガエル・ガルシア・ベルナル。第一回監督作品で観る者をぐいぐいと引っ張ってゆく。詳しくは:http://www.gael.jp
■失われた肌 (El pasado)
4月、東京渋谷・ヒューマントラストシネマ文化村通りで公開
後に全国順次公開
監督:エクトルル・バベンコ
主演:ガエル・ガルシア・ベルナル
問合せ:03-3476-2550(アット・エンタテイメント)
あまりに深く愛し合ったカップルは、別れても互いを引き寄せる磁力のようなものを持つのだろうか? ソフィアとリミニ。12年の夫婦生活のあと離婚したが、ソフィアはリミニと新しい恋人を監視するようになる。『蜘蛛女のキス』でアカデミー監督賞にノミネートされたバベンコ監督が、激しすぎるがゆえに異常になってゆく愛を見事に描く。女に弱く依存心の強いリミニを演じるガエルが、ブエノスアイレスの街の風景に溶け込んで美しい。詳しくは:http://www.gael.jp
=========== 以下は書籍
●アンデスの奇蹟
著者:ナンド・パラド+ヴィンス・ラウス
訳者:梅津正彦
発行:山と渓谷社
定価:2520円
映画『アライブ』生還者のひとりが、事故前から事故直後の様子、人の肉をはじめて噛んだときの思い、捜索が打ち切られたと知った時の絶望、それでも生への希望を捨てず山からの脱出を計ったいきさつを語る。ぼろぼろのラグビーシューズで5000メートル級の峰を越え、12日歩き続けた精神力は想像を絶する。
●フリーダ・カーロ 痛みこそ、わが真実(「知の再発見」双書)
著者:クリスティーナ・ビュリュス
訳者:遠藤ゆかり 監修:堀尾真紀子
発行:創元社
定価:1680円
フリーダ・カーロはメキシコを代表する女流画家。バス衝突事故で瀕死の重傷を負いながらも、20数回の手術を乗り越えておもに自画像を描き続けた。夫ディエゴ・デ・リベラとの葛藤、社会背景、シュルレアリズムとの関わりなど、フリーダの「完全版」展覧会カタログのような一冊。
●スペイン検定 あなたが知っている、知らないスペインの四択・百問
編者:川成洋、坂東省次
発行:南雲堂フェニックス
定価:1575円
スペインについての「ものしり度」を遊びながらテストする本。 なかには手ごわい問題もあり、イスパノフィロ(スペイン好き)を自任するあなたの鼻を明かしてくれるかも。すべて4択で、歴史や文学、芸術などスペインの全てが網羅されている。初級から? それとも上級にチャレンジしますか?
●ゲバラ最期の時
著者:戸井十月
発行:集英社
定価:1575円
キューバ革命の英雄として今なお人々の胸に生きているチェ・ゲバラ。そのゲバラに最後の食事を運んだ少女、まだ温かいその遺体に触れた医師などの証言をもとに、ボリビアで謀殺されたゲバラという一人の男とその最期の時をあぶりだしてゆく。ゲバラと同じように、モーターバイクでアメリカ大陸やアフリカ大陸を旅した作者による入魂の一冊。
●モレの国メキシコ
著者:マダジュンコ
発行:偕成社
定価:1890円
モレとは、15種類以上のチリやスパイスをすりつぶして仕上げるメキシコ名物のソースのこと。モレさながらに複雑な味わいを持つメキシコという国とその遺跡を、現代アーティストの目から紹介しているのがこの本。現地の写真と作者のイラストが美しくコラージュされ、ページをめくるのが楽しい。
●逆さまの地球儀 複眼思考の旅
著者:和田昌親
発行:日本経済新聞出版社
定価:1995円
新聞社特派員として中南米を縦横無尽に飛び回った経歴をもつ著者が、地球儀を逆さまにすると物ごとの見え方がちがってくる、と教えてくれる。「南」から見た国際関係論ともいえるが、題材は借金やインカ、ステーキなど。徹底的に南側に立ったちょっと独断とも言える物言いがむしろ小気味よい。中南米の応援団長登場!である。
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